こんにちは、こーいちです。
今回、はじめてDeFiに挑戦し、cakeトークンを報酬として得ることに成功しましたので皆さまにやり方を解説します。
言葉で聞くとむずかしそうなのですが、実際にやってみると割と簡単です。
ぜひ、みなさんもチャレンジしてみて下さい。
DeFiとは
DeFiとは「Decentralized Finance」の略語で、直訳すると分散型金融となります。
ようするにブロックチェーン上で構築できる金融サービスで、手持ちの仮想通貨を貸したりすることで利益を得ることができます。
ファーミングは2種類の仮想通貨を同じ価値分、ブロックチェーン上で貸し出し、その報酬としてガバナンストークンを貰います。
日本の銀行にお金を預けても、年利0.02%ほどしか貰えませんが、この仮想通貨のDefiだと、年利10パーセントなどは当たり前で、多いものだと年利300パーセント以上の組み合わせもあります。
しかも報酬として手に入れたガバナンストークンを貸し付け、さらに報酬を得ることができるので、仮想通貨の世界では近年注目を浴びています。
デメリットとしては、操作ミスなどで資金をロストしてしまうと取り戻せないこと、仮想通貨の価値が変動することなどが挙げられます。
利回りは良いですが、リスクもあり自己責任になるので、失ってもいい範囲での投資をおすすめします。
今回は、PancakeSwapでcakeトークンをGETします
DeFiは色々なサイトで行うことができ、それぞれのサイトで貰えるガバナンストークン(報酬のコイン)が異なります。
有名なのはUniswapというサイトですが、今回はPancakeSwapというサイトでDeFiをします。
Uniswapはイーサリアムネットワーク上で動くため、1回通貨を動かすたびに数千円分のガス代と呼ばれる手数料がかかってしまいます。なのでDeFi初心者や少額投資者にUniswapは向いていません。
PancakeSwapはバイナンススマートチェーンという、バイナンスが作ったブロックチェーン上で動くため、手数料が数十円で済みます。
DeFi初心者や、ぼくのように投資する金額が少ない方におすすめです。
PancakeSwapで報酬として貰えるガバナンストークンは「cake」というもので、2021年10月の時点で1枚2200円くらいの価値があります。
また、PancakeSwapのDeFi報酬としてcakeを得ることを「パンケーキを焼く」と呼んだり、それを行う人を「パンケーキ職人」なんて呼んだりします。
今回、PancakeSwapを使ってDeFiするにあたり、マナブさんの動画を参考にしました。
この記事では、動画であまり取り上げられなかったポイントにも焦点を当てて解説しています。
この動画とこの記事を見ながら進めると、初心者の方でも迷わずパンケーキスワップでcakeが焼けます。
PancakeSwapをするにあたって準備すること
1.日本の仮想通貨取引所に登録する Coincheck
参照ビットコイン、イーサリアムなど仮想通貨の買い方、購入方法について。
2.MetaMask(メタマスク)をインストール&登録する
スマホ版MetaMask(メタマスク)インストール&登録方法解説
3.BINANCEに登録してバイナンスコイン(BNB)を購入する
BINANCE(バイナンス)とは?BINANCEの解説と登録方法
4.MetaMask(メタマスク)をバイナンススマートチェーン(BSC)に接続する
MetaMask(メタマスク)をBSCネットワークに接続する方法
このような順序で下準備が必要です。
「めんどくさいな」と思うかもしれませんが、日本の取引所に登録するのに数日、それ以外は丸1日あれば十分可能です。
高利&最新の金融テクノロジーがあなたを待っています。根気強くやってみましょう。
実際にやってみると割と簡単です。
PancakeSwapのやり方解説
上記の下準備ができたら、さっそくPancakeSwapでcakeを焼いていきましょう!
今回ぼくは、約20万円分のバイナンスコイン(BNB)を購入してDeFiをしていきます。
まずはBINANCEで手に入れた、DeFiの資金であるバイナンスコイン(BNB)をMetaMaskウォレットに移動させます。
MetaMaskをBSCネットワークに接続していない方は、必ずやってください。
MetaMask(メタマスク)をBSCネットワークに接続する方法
まずはBAINANCEにログインし、人型のメニューの中からダッシュボードを選び、その中の出金を選びます。
次で移動する通貨にBNBを選び、自分のメタマスクのアドレスをコピー入力し、ネットワークにはBSC(Binance Smart Chain BEP20)を選択します。
まずは0.01BNBほど、自分のメタマスクにテスト送金することをおすすめします。
BINANCEから2度の確認と、セキュリティ認証の提出を求められます。
進んでいきましょう。
テスト送金に成功しました!
図のようにテスト送金に成功しましたか?
テスト送金に成功したら再度、DeFi投資する分のBNBをMetaMaskに送金しましょう。
PancakeSwapにアクセス
MetaMaskに投資資金であるBNBが送金できたら、PancakeSwapにアクセスします。
サイトのURLがhttps://pancakeswap.finance/であることを確認して下さい。
偽サイトだと資金を盗まれます。
PancakeSwapにアクセスできたら、ウォレットを接続するを選びMetaMaskと同期させます。
ちなみに、自分の見やすさに応じて日本語に翻訳したり、英語にしてみて下さい。
まずはEarn(得る)→Farms(農場)を選択し、どのような組み合わせのDeFiがあるのかを見に行きましょう。
ちなみに、Farmsというのがファーミングのことで、2つの同じ価値のコインを自分が銀行になって貸し付けることにより、報酬としてガバナンストークンを得れます。
Poolsというのが、プロジェクトにお金を貸し付けることで利益を得ることです。
今回は、パンケーキを焼くのが目的なので、Farmsでファーミングを行います。
Farmsに入ると、どの組み合わせでどのような年利のcakeトークンが貰えるのかがリストになっています。
今回はBUSDとBNBの組み合わせでDeFiを行っていきます。
BUSDはバイナンスが発行しているUSドルと価値が連動しているコインです。
BNB同様に信頼性もわりと高いですし、年利も現時点で31パーセントと良いのでやってみます。
そのために、手持ちのBNBの半分をBUSDに両替します。
Trade(トレード)→Exchange(交換)を選びます。
Exchange画面で、コインがBNBからBUSDになっていることを確認し、両替する金額を入力します。
ここで、手持ちのBNBコインの半分の額を入力します。
すると自動で、両替されるBUSDの額が出ますので、Swapを押します。
(翻訳のズレでスワップが金額を入力してくださいのままになることがあります)
このような確認画面が出るので、スワップの確認をクリックします。
するとMetaMaskが開き、MetaMaskの方でも確認して下さい、と出てくるので確認を押します。
メタマスクにBUSDを追加というのが出たらついでに追加しておきましょう。
MetaMaskにBUSDを追加したことにより、BNBとBUSDの残高が表示されました。同じ価値の分入っています。
次に流動性を追加して、2つのコインを貸し付ける準備をします。
Trade(トレード)→Liquidity(流動性)を選択。
流動性を追加するをクリックします。
流動性の追加画面で、BNBとBUSDコインを設定し、それぞれの金額を入力します。
まずはBUSDを有効にするを押します
するとMetaMaskが出てくるので、BUSDの使用を許可します。
もう一度、BNBとBUSDの金額を入力します。
金額指定がなければMAXを選択するといいです。
入力できたら「金額を入力してください」の部分をクリック。
確認画面にが出るので「供給を確認する」を選択します。
MetaMaskも出てくるので「確認」を押します。
これで流動性を作れました。Trade→Liquidityで確認することができます。
次はいよいよ、作った流動性を貸し出し、cakeトークンをゲットしましょう。
Earn(得る)→Farms(農場)を選択します。
その中のBUSD-BNBの欄を探し、右側にある ∧ のボタンを押します。
「有効」をクリック。
MetaMaskが出るので確認をクリック。
少し待つと「LPをステーキング」というのが、先ほどの有効と同じ場所に出てくるのでクリックします。
LPトークンを賭けるという画面が出るので、マックスを選択し確認をクリック。
これで完了です!
時間が経てば、報酬として少しづつcakeトークンが増えます。
farms(農場)のページで今いくらcakeが増えたか確認でき、収穫もできます。
この写真はLPをステーキングして約35時間後の写真です。
日本円で20万円分ほど投資し、35時間で100円分くらいのcakeを得ています。
仮想通貨の価格変動を無視し、このペースで計算すると、1カ月で2000円分、1年だと25000円分くらいcakeが焼けると思われます。
もちろん途中でcakeを収穫して、収穫したcakeをさらにステーキングすることによって複利が得られます。
cakeの収穫や、ステーキング、LPステーキングの解除などはまた後日記事にして報告します。
言葉で聞くと複雑ですが、やってみると意外と簡単で面白いので、自己責任になりますが皆さんもぜひDefiに挑戦してみて下さい。